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9.5年目の夏合宿 |
平成23年8月9日~10日の1泊2日で今年も夏合宿を行いました。 今回の参加人数は過去最多。小学生3名と中学生17名の20名。 いつもより早い時間帯に行動を起こすのは生徒達にとって大変なことだったのか、集合場所に着くたびに「眠いです…。」と無気力発言を聞かせてくれるのでした。 例年通りにバスは指宿へ向かい、休憩を挟みながら1時間程度。引率者は車内ではしゃぐ生徒達の声を聞きながら、この元気はいつまで続くのかしら?と心配になっていたのでした。
目的地へ到着。 今年は指宿市民会館の会議室をお借りしました。 夏合宿の目標である『限界への挑戦』を掲げそれぞれの戦いがスタート!! 机の上には合宿名物。辞書や用語集などの調べものの山があちこちで見られました。
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授業50分→休憩10分の繰り返し。初めの休み時間は会話が弾んでいました。まだまだ余裕の様子ですが、何時間か後には・・・(・д・) |
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講師陣も奮闘!時間を重ねるたびに増えてくるのが採点。参加人数が多いと丸付けのしがいもありますね。得意教科だけでなく苦手なものも頑張っている様子。生徒達にはこの合宿で『何か』を感じてほしいのですが・・・。 |
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少しずつ集中力も切れ始め、ぼーっとしている生徒・あくびを連発する生徒がチラホラと。 あと少しで昼食だからそれまで頑張ろう!と声をかけながら教室を歩き回り、なんとか復活させていくのでした。
普段からの自宅学習で差が見えるものです。 設定した時間内は、その場から動かずに黙々と勉強をしている生徒。 ついつい周りの物に目が行ってダラダラと「ながら勉強」になってしまっている生徒。 集中力の違いは日常にあり!
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おなかも満たされ休憩も済み、午後の部3時間がスタートです。これが終わればレクレーション♪夏は運動の時間を設けていますから、ストレスの発散は完璧です。さぁ、頑張りましょう! |
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課せられたノルマを達成しなければ!と、必死に解き進める生徒達。小学生はキョロキョロと中学生の様子を見ていましたが、文字を書く音とページをめくる音しかせず誰とも目が合いません。顔を上げたのが自分だけだと分かると『何か』を感じたらしく、即座に問題集を解き始めるのでした。 |
何とか耐え抜き、レクレーションタイム(^∀^)♪ 運動着に着替えたらみんなで近くの、なのはな館に移動です。 勉強しかなかった環境に光が射したかのように、汗びっしょりになりながら大はしゃぎ!そんなに嬉しいのか?その体力はどこに秘めていたんだ?というくらいに動き回る生徒達なのでした。
その後はこころの湯にて温泉&夕食タイム♪これまでの疲れをゆっくりと癒して、さっぱりした顔で食堂に現れた生徒達。 勉強と運動で空腹がピークに達していたのか、恒例のゲン担ぎ『ロースかつ(勝)』をとてもおいしそうにニコニコと頬張っていました。何度おひつを交換したでしょう。「おかわりくださ~い!」の声が絶えるまでには時間がかかりました。
よく考え、よく動き、よく食べて・・・よく寝るには早い(`∀´)!! こころの宿に移って各グループごとに部屋に戻り、夜の部スタートです!アップの夏合宿は卒業生が「あれはキツかった。」と毎年必ず思い出にあげるほどのものです。
各部屋を訪問すると空気の違いがあります。和やかな部屋もあれば、互いに目標をつくって刺激しあっている部屋もあり。そうかと思えば修学旅行気分でにぎやかな部屋も。(う~ん、ノルマを達成できるかな?)
小学生は遅くても12時には就寝すること。中学生はノルマを考えて就寝時間を決めること。ただし、3時間は睡眠をとること。 この約束をして、1日目は無事?終了。
おはようございます。 2日目の朝は、朝食の時間になっても来ないグループが出てきたり、それどころか起きてもいなかったりと、少々慌ただしくスタート!
朝食と身支度を終えるとバスに乗り込み、勉強の場へ移動。 各自解いたページ数の報告。日頃から時間を意識している生徒は効率よく励めたようで、ノルマが達成され安堵の表情が浮かんでいました。それとは逆に思いのほか進まずションボリしている生徒がいたことも事実です。
中学生の平均で考えれば昨晩の勉強時間は21時から数えても6・7時間。今回のように制限時間があると、できることも限られてきます。 ダラダラと過ごしてしまうともったいないですよね。
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気持ちをしっかり切り替えて各自、勉強開始!普段と違う睡眠時間。普段と違う環境。テレビも音楽もマンガも雑誌もゲームもありません。やってみると、別になくても過ごせるものなんですよね。本当は依存していると感じている『だけ』なのかもしれません。 |
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